バリで暮らしビジネスをしていると、ときどきものすごくインドネシア人が大嫌いになってしまうことがあります。
日ごろ私を支えてくれている自分のスタッフや、ビジネスパートナーともいえる下請け業者のボスたちは、
日本人である私の仕事のやり方や、国際水準のビジネスマナーなどをすでにちゃんと心得ているので、
普段はそうそう腹をたてることもなくなって久しいですが、突発的に接点を持つインドネシア人とのつきあいでは、
在住8年以上の現在でも驚かされ憤慨することもときおりあるのです。
数週間前に新しく飼った子犬2頭が、家に来てからうけさせた予防注射後ジステンパーを発病。
重症だったためすぐに獣医さんを自宅に呼び、2日に一度の点滴・注射を受けていたのですが、、、
ついおとといのこと、いつものように朝点滴の予約をしたところ、携帯メールで「11時ごろ伺います。」と返信がありました。
前の患者の都合などで約束より遅れてくることは以前にもあったのですが、この日は2時すぎても現れなかったので、さすがに電話してみました。
が、電話は通じず。
その後夜まで、何度も連絡をいれたものの、一向に電話に出ず、先方からの連絡もナシ。
日本でもし、こういうケースがおきた場合、先生の身に何かあったんじゃないか?携帯を盗まれて連絡してこれないんじゃないか?とか思いますよね。
お金をもらうほうから、予約をぶっちぎるなんて日本ではありえないこと、でしょう?
でも、私をはじめこちらに長く住んでいる外国人は、「ああ、なんか彼にとって重要な用事があって、そちらを優先したんだろうね。もしくは来れない理由があったんだろうね」と思います。
もう数週間、2日おきにきてもらっているのですから、うちはいわばお得意さんの患者なわけです。
でも、その予約を突然反故にする理由とは?
以下、これは私の独断的な推察です。
私の友人でその飼い犬が同じ獣医にかかっている人がいて、少し前に狂犬病の予防注射を受けたのだそうです。
普通、予防注射を終えると、その保証として首輪につけるステンレスのプレートがもらえるのですが、
その獣医さんは手書きの簡易的なものしかくれず、後でもってくると言ったきり、その後、連絡が途絶えた。
先日、この友人とかかりつけの獣医が同じだということがたまたま判明したため、「じゃあ次回、あなたのとこに狂犬病注射のプレートを預けてくれるように連絡しとくね。」と聞いた
すぐ後がうちの往診ぶっちぎりの日。
おそらく、なんらかの理由でその狂犬病のプレートをわたす(うちに預ける)ことができず、私にその件でといただされると思い気が重くなって足が遠のいたのでしょう。
「ちょっとめんどうなことがあると、解決を先延ばしにして、相手がその問題を忘れてくれるまで放置」。これって、典型的なインドネシア人の思考方式だと思います。
行けないなら行けない、できないならできない、とすぐに言ってくれれば、こちらも時間を無駄にすることがなくていいのですが、
「NO」と言えない国民性なのでNOというかわりに連絡を絶つ、という行動に出るようです。
「NO」と言って、相手をがっかりさせたくない、という気持ちと、「NO」と言ったときに相手に非難されるのがいや、という気持ち、両方あると思います。
これはビジネス上でしばしば大きな問題に発展します。
「BISA・BISA」「できる・できる」といってオーダーを受けておいて、途中経過の確認の際には「今やってる・もうすぐ」、納期を大幅に遅れてからはじめて「やっぱりできない。お金は返します。」と言ってきたり、
私もこちらで商売をはじめたばかりのころは、これにかなり悩まされて、よくサプライヤーと喧嘩したりしたものです。
これが自分の子飼いのまだ若いスタッフなら一生懸命教育しますが、そうでない場合は、もうそこで切り捨てる(それ以上かかわりをもたない)しかないですね。
この獣医さんに関しては、それまでが、「とても礼儀正しくて、やさしくて犬のことをよくわかっている獣医さん」という評価だったのですが、
「重症の患者の往診を連絡なしにぶっちぎる、最低の医者」という評価に変わりました。
名医である・なし以前に、人としてのマナーが欠落している人とは、もう2度とお付き合いしたくないですね。
インドネシア人について、久しぶりに不愉快!と感じた一件でした。